ハンドボールのシュートが上達する練習メニュー

ハンドボールにおいてやはり一番楽しく、かっこいい瞬間はシュートを決めたときです。

ハンドボールの試合に活躍するために、今回はシュートが上達する練習法をご紹介致します。

1.球速を上げるのではなくコントロールを鍛える

ハンドボールのシュートにおいて一番悩む点として、球速が挙げられると思いますが、球速が遅くてもきっちりシュートコースを狙えれば十分にシュートを決めることが出来ます。

なのでまずはシュートをコース毎に投げ分ける練習をしましょう。

初めはセンターの位置から、尚且つステップシュートで構いませんので、しっかりとゴールの四隅に投げ分けるシュート練習から始めます。

コースが安定してきたら動かないディフェンスを一人立てて、ディフェンスを避ける動きをしてからシュートを打つ練習をします。

この方法でもシュートコースが安定してきたら、次は実際にゴールキーパーにも入ってもらいます。

この様に、徐々に自分を守りに来る人数を増やしていって、ディフェンスがいても、キーパーがいても常にシュートコースを意識出来るような練習をしましょう。

2.実践に近い形で練習

先ほどの練習法でシュートコースの意識が十分に出来るようになったら、より実践に近い形で練習をしましょう。

ハンドボールはかなり激しい動きの中でのプレーが続くので、どうしてもシュートコースまで意識が出来ない場面が多くなります。

オフェンスが二人、ディフェンスが一人の形態を取ってシュートを狙いに行きます。

オフェンスが数的有利な状況なのでスピーディかつ必ずシュートまでプレーを持っていきましょう。

ディフェンスはあくまでも、邪魔役で構いません。

こういった形でまずはオフェンスの方が有利という状況からシュート練習をし、常に余裕を持ってシュートコースを狙えるようになれば、球が遅くてもハンドボールのシュートは上達します。

シュートが打てるという事は、自分の方が有利な状況にあるという事を忘れずに気持ちに余裕を持つことがとても大事になってきます。

ゴールキーパーの動きをしっかりと観察したうえでシュートコースを決め、自分の意図したシュートを決めることを目指し上達させましょう。