シュートで必要な筋肉の鍛え方 | ハンドボールが上達する練習方法
ハンドボールは全身を使うスポーツであり様々な筋肉を必要とします。
今回はその中でシュートという分野に注目して、シュートに必要な筋肉の鍛え方について解説します。
1.シュートに必要な筋肉と理由
ハンドボールのシュートについてどのような筋肉がどこで必要になるのか解説します。
まずは腕の筋肉についてですが、ハンドボールは野球などと比べボールがかなり大きくそのボールを投げて扱うスポーツであるので握力は絶対に必要になります。
また大きなボールをコントロールするために手首の力も必要になります。
ボールを自在に操れるように、ハンドグリップを用いたり、重いものを手首だけで持ち上げたりして腕の筋肉をしっかり鍛えましょう。
そしてハンドボールのシュートで一番多く使われるのがジャンプシュートです。
なのでジャンプ力、足の筋力が必要になります。
単純に足の筋肉があればいいわけでなく、瞬時に筋肉を最大に使える力、瞬発力が必要になります。
じっくりトレーニングで鍛えていく方法もありますが、スタートダッシュの練習や上に高くジャンプするような急に足を使う練習も行っていきましょう。
ハンドボールでは、ディフェンスとオフェンスが強く絡み合うのでディフェンスの接触に負けないような体幹が重要です。
いくら筋肉があってもディフェンスとの接触でシュートフォームが崩れてしまえば力を十分に発揮できません。
練習の終わりや、お風呂に入る前などに体幹トレーニングは毎日欠かさず行いましょう。
これらのことを使っている筋肉を意識しながら行い、シュート力を上達させましょう。
2.練習のペース、追い込み
筋力トレーニングというものは単純にたくさんやれば良いわけではありません。
筋肉痛が治っていない状態でトレーニングを続けてしまうと、オーバーワークといって筋肉に悪影響を及ぼしてしまいます。
なので毎日鍛える筋肉を変えて、しっかり使った筋肉を休ませるようにしましょう。
ではどのようにして練習を追い込んでいくのかを説明します。
トレーニングをする時は必ず自分の限界が来るまで行ってください。
筋肉は辛くなってきてからが成長時なので、辛いと思ってからより回数を重ねて完全に動けなくなる程度のところでトレーニングを終えます。
つまり具体的に回数を決めるのではなく、限界までを3セット程行う方が上達は早いです。
また筋肉は少し休むだけですぐに弱くなっていきます。
強い筋肉を維持するためにも毎日トレーニングを行いましょう。
少しでもサボって日にちが経つとすぐに筋肉は元に戻ってしまい、逆に筋肉がついてくるには時間がかかるので非常にタイムロスになります。
日々のトレーニングを日課にして、毎日どこかの筋肉は鍛えるようにしましょう。