ハンドボールのオフェンスが上達する練習方法
ハンドボールには、フェイント、シュートやフルメンバーでの練習など、さまざまな練習方法があります。
ハンドボールは、ボールをもって動ける歩数が少ないので、オフェンスではフェイントが重要になります。
ここでは、ハンドボールのオフェンスを上達させるための練習方法をご紹介します。
1.オフェンスを強化するには
1.まずは基礎体力をつける
ハンドボールの試合時間は長いです。
試合時間は
高校生以上=前半30分、休憩10分、後半30分
中学生 =前半20分、休憩10分、後半30分
小学生 =前半15分、休憩 5分、後半15分
となります。
結構長いですが、フルタイム出場できるだけの体力がなければいけません。
心肺能力を鍛えるために、日ごろのランニングにダッシュやクロスステップ、サイドステップなどを取りいれたメニューで練習しましょう。
2.何のための練習化を常に理解する
基礎練習ほどきついものはありません。
誰でも基礎練なんてすっ飛ばしてシュート練習とか試合形式の練習をしたいと思います。
ですが、この基礎練習をおろそかにする人に上達の糸口はありません。
そして、練習メニューをこなすだけでなく、どこを強化する練習なのか、何の役に立つのかということを常に意識してください。
漫然と練習するよりも、きちんと意識したほうがいい結果が生まれるからです。
結果が出てくるとどんどん楽しくなってきますよ。
2.オフェンスの上達にはシュートが必須
1.シュート練習のディフェンスは重要
通常のシュート練習は、パス出しがいてディフェンスを一人置いています。
ディフェンスの前で1フェイント入れてからシュートモーションに入りますね。
ここで問題があります。
ディフェンスが棒立ち、またはただ手を挙げていることがよく見られるのです。
ディフェンスのために立っているのですから、シューターの邪魔ができないといけません。
最初の肩慣らし時なら棒立ちでも構わないでしょうか、本気モードに入ってきたらディフェンスも同じモードでシューターの邪魔をしないとだめです。
シュート練習は、ただ投げているだけではなくフェイントの仕方も磨ける練習です。
チームメイトがディフェンスをやるのですから、各選手の弱みがわかると思います。
ディフェンスをするときは、それぞれの選手の弱いところをつくようにすると段々相手を抜くためのフェイントに変わってきます。
このディフェンスによりオフェンスに重要なフェイント力の向上につながります。
2.とっさの判断を身につけよう
オフェンスが上達するためには、とっさの判断力が必要です。
パス回しの途中でも相手の隙をついてシュートに行ったり、フェイントで突っ込むつもりだったけどパスにするなど、その場その場で最適な判断をしなければなりません。
そのために必要な練習方法ですが、ディフェンスプラス一人が有効です。
マンツーマンや3対3などではなく、オフェンス3対ディフェンス4で練習してみてください。
ディフェンスが一人増えることで、パスカットされたりフェイントを塞がれることが激増します。
ですが、この練習を重ねることでプレーに瞬発力がつき、とっさの判断力に磨きがかかります。
この練習でハンドボールのオフェンスを上達させましょう。