レフトバックの役割と動き方 | ハンドボールのポジション

ハンドボールにおいてエースとしての役割を担うことが多いのがレフトバックです。

今回はレフトバックについて求められる能力や、動きなどについて解説します。

1.レフトバックはチームの得点源

ハンドボールのオフェンスの陣形の左45度の位置にあるレフトバックというポジションはチームで一番得点チャンスの多いポジションと言っても過言ではありません。

左利きのプレイヤーがいれば話は変わりますが、基本的にハンドボールでは右側を右利きのプレイヤーがプレーすることは少し難しいという事もあり、レフトバックにいるプレイヤーは得点を求められます。

レフトバックに位置するプレイヤーの多くがそのチームのエースであり、ロングシュートや一対一などオフェンスの能力に長けたプレイヤーが多いです。

自分からディフェンスを崩すこともありますが、センターバックなどが相手ディフェンスを崩して出来たシュートチャンスを確実にものにする必要があります。

また、フリースローからのロングシュートなども基本的にレフトバックが多く任されています。

以上の事から分かるように、レフトバックは最終的なシュートを決める役割を担う重要なプレイヤーです。

ではレフトバックに必要な能力とは一体何なのでしょうか。

2.チームで一番のシュート力

ハンドボールではレフトバックに求められる能力は主にシュート力です。

周りのオフェンスがチャンスを作り、最後にレフトバックにパスをすることが多いので確実にシュートを決められるように練習が必要です。

特に、ディフェンスを脅かす為にも速くて安定感のあるロングシュートの力は必須と言っていいほど上達させておきたいシュート力の一つです。

レフトバックのシュートをディフェンスが警戒し始めれば、そこからポストを用いたプレーなどのオフェンスの展開の幅が広がっていきます。

どういった場面でシュートを打つべきなのかにも十分注意しながら練習をしましょう。

また、速攻の場面でもレフトバックの突破力が必要になることが多いです。

一対一でディフェンスを抜くフェイントなどの技術も上達させておきましょう。

ロングシュートを打つタイミングなどは、センターバックのプレイヤーと話し合いながら、オフェンスの展開の意図に合わせてディフェンスが前に出てきてなようであれば自信を持ってシュートを打ちましょう。

レフトバックは、チームの得点を担うようなプレッシャーのかかるポジションかもしれませんが、その分試合では活躍の場面が多く巡ってくるポジションです。

シュート力をきっちりと磨いて、チームの得点源となれるようにしましょう。