ハンドボールのキーパーと怪我について
ハンドボールは球技であり、接触プレーも多いため怪我も多いです。
キーパーとて例外ではありません。
1.怪我の場面
ハンドボールにおいてキーパーは怪我が比較的少ないポジションではあります。
ですが、そうはいっても怪我と無縁なわけではありません。
シュートされるときというのは意外にも怪我を誘う状況であるということを知っていましたか。
顔に当たる可能性はもちろん、足元に来たボールを踏んづけて捻挫をすることもありえます。
単純に突き指をする可能性もあります。
さらに言えば、飛び込んできた相手との接触による怪我もあります。
たかだかシュートのワンシーンでもこういったことが起こりうるのです。
他ですと7人攻撃の時なんかは他の選手同様にリスクにさらされます。
シュートで付け足せば、シュートのブロックのために足を開いたらそのまま滑ってしまう、ということもあります。
いかがでしょう、意外にも怪我は身近にあるのです。
2.対策と心構え
体を守るにも方法があります。
もちろん顔を狙うボールやタックルをかますジャンプシューターに対してはこちらからはどうしようもありません。
頑張ってよけてください。
足元に跳んできたボールに対しては止め方を工夫することで解決できます。
キーパーとして上達していけば自然と減ってくる怪我ですから、地道に練習しましょう
キーパーノックを足元中心でやってみることをおすすめします。
突き指に関しても同様です。
上達すれば自然と減ってくるはずです。
ただ、どのような怪我についても「減ってくる」ことはあれど、なくなることはないということをお話しておきたいと思います。
どんなうまいプレーヤーでも怪我をする可能性は常にあるのです。
極端に言えば毎秒怪我をする可能性がある、それがハンドボールです。
そういうスポーツをやっているということを肝に銘じてプレーに臨んでほしいですし、そのうえでどうすれば怪我を最大限に減らせるかを考えて練習に挑んでほしいと思います。
さらには、怪我自体を重たいものにしないようにする努力も必要です。
日ごろからストレッチをすることで柔軟性を高めたり、違和感のある部位をマッサージなどのケアをしたり、できることはたくさんあります。
そういったことに手を抜かずにきっちりやっていきましょう。
これはキーパーとしてだけではなくスポーツマンとして当然の務めです。