ハンドボールのキーパーに関するルール

ハンドボールのキーパーに関するルールには意外と知らないようなルールなども存在します。

今回はハンドボールのルールからキーパーに関するものを解説します。


1.反則になるルール

まずはハンドボールのキーパーのルールの反則を取られてしまうルールについて解説します。

キーパーはボールを保持したまま、6mラインを踏み越えてはいけません。

これに合わせて6mライン外にあるボールをゴールエリア内から触れることも出来ません。

このようなことをすると、相手のフリースローからのプレー再開になってしまいます。

この辺のエリアの区別ははっきりしておきましょう。

また、ゴールエリア内にいるキーパーに対して、プレイヤーがパスを出すことも反則となります。

キーパーはゴールエリアから出てプレーをすることも出来ますので、プレイヤーと同じフィールドにいるキーパーにパスを出すことは可能です。

そして、キーパーをやるときに最も気を付けて欲しい場面が相手プレイヤーとの接触です。

相手の速攻などの時に、ゴールエリアから飛び出して速攻のパスをカットする場面を稀に見ると思いますが、実はあのプレーはとてもリスクが高いです。

その場面でもし、速攻のパスを貰おうとしているプレイヤーと衝突した場合、イエローカードなど無く一発で失格となり、キーパーは会場から出なくてはなりません。

また、相手がパスを貰って攻めようとする時に、ディフェンス行為を行うことも反則です。

この場合は相手の7mスローとキーパーの2分間退場が与えられます。

理由としては、キーパーがゴールエリアから出た時点で相手からしたら完全な得点チャンスになります。

それを妨害することになるので、このような重い罰則が与えられるのです。

このように、ハンドボールのキーパーにも反則となるルールが多く設けられています。

ルールを覚える練習をして、知識面でのミスを減らしプレーを上達させましょう。


2.キーパーもオフェンスが出来る

ハンドボールのキーパーの意外なルールと戦術を紹介します。

キーパーもフィールドプレイヤーとされているので実は普通にシュートを打ったり、オフェンスをすることは可能です。

なので、普段のオフェンスは6人で攻めますが、そこにキーパーを加えることで7人で攻めることが出来ます。

ここから生まれた戦術がパワープレーと呼ばれるものです。

試合終了間際やどうしても一点が欲しい時などに、キーパーもオフェンスに加わって攻める方法です。

この戦術は奇襲作戦としては有効ですが、人が7人に増えると逆にオフェンスが窮屈になったりしがちなので、ダブルポストで攻めたり、決められたフォーメーションで一点を狙いに行くなど、あらかじめしっかり練習しておいたプレーをすることをお勧めします。

こういったプレーを覚えておくことで、手詰まりになった時の引き出しが増え、試合の展開づくりが上達します。

キーパーのルールを理解しながら、ルールに乗っ取ったプレーをしましょう。

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