7mスローの投げ方とコツ | ハンドボールが上達するコツ
ハンドボールの試合中、得点チャンスが阻まれるような悪質なファールや同点で試合終了を迎えた時などに7mスローが行われます。
この一点のチャンスを確実に取るために今回は7mスローについて解説します。
1.7mスローを決めるには
ハンドボールにおいて7mスローでの一点は試合の行方を左右したり、試合を決めたりする大きな一点になり得る場合が多いです。
ですが、投げる側としてはキーパーとの一対一になるので、目の前の一人の人間を騙してシュートを打つだけで一点になるのでとても有利な状況にあります。
まずは緊張しすぎないようにしっかり自分を落ち着かせ、冷静な気持ちを作りましょう。
そしてキーパーをよく観察しておくことも大事です。
駆け引きの為にゴールより前に出てくることがほとんどなので、どれくらい前に出てくるのかをよく見ておきましょう。
7mスローを決める投げ方は大まかに3種類ほどに分類されます。
一つ目はシュートフェイントを用いて相手キーパーの動きやタイミングをずらしてゴールを決める方法です。
キーパーのタイミングを見計らうためにもフェイントを駆使してこちらのシュートを読まれないようにすることがコツです。
二つ目はフェイントなど考えず、きわどいコースにきっちり速いシュートをねじ込む方法。
これはあらかじめシュートコースを決めておいて、相手に駆け引きをする時間を与えずに四隅にシュートを投げます。
四隅をしっかり狙えればキーパーも届きにくいのでコントロールに自信がある人にお勧めです。
最後はスピンシュートなどを用いてトリッキーなテクニックでゴールを決める方法です。
これはかなりの技術が必要なので最初のうちは練習しなくてもよいかとは思いますが、オリジナルのシュートを一つ作っておくと、キーパーも反応がしづらく、動きが遅れます。
以上のようなレパートリーを用いてキーパーとの駆け引きを制することがハンドボールでは重要になってきます。
シュートパターンが多ければ多いほどハンドボールの7mスローの質は上達します。
2.毎日練習終わりに全員で練習
ハンドボールの7mシュートは基本的に自由にシューターを選択できますが、怪我や疲労の影響により一番上手いプレイヤーがシュートを打てないという場面も多々あります。
7mスローコンテストに試合がもつれ込んだ時にも、全員がしっかり7mスローを打てるようにしておきたいです。
なので、練習の最後に全員で一本ずつでもよいので7mスローを打つように練習しましょう。
苦手なプレイヤーでも7mスローを少しでも経験しておくだけで、実践で通用するくらいまでには上達します。
コントロールを意識して四隅に投げ分けられる力を付けておくだけでもかなりの強みになります。
いつだれが7mスローを打っても一点が取れるように毎日一本は確実にシュートを打っておきましょう。